その後、ウランバートルより東方約60kmにあるハーモニィセンターのシリンボラグキャンプ場に移動し、翌日からの植林に備えました。

 2日目は早朝より植林用の土づくりを行った後、今回の植林地であるトゥブ県エルデネ村(人口3,500人、面積80万3千平方キロメートル、標高1,400m)に移動し、まず、村役場のアラタンツヅクさんに表敬訪問を行いました。その後、役場を借りてカミポットを作成し、区長のハドバートルさんの案内で11件の民家に3種類(アンズ、ニレ、ナナカマド)100本を植林しました。
  チャンバラドドルゲ村長とデムチクスレン局長からも熱烈な歓迎を受けました。また、植林の後には、村の子ども達からコンサートやダンスで歓迎を受け、最後には日本の歌を皆で合唱しました。この陰にはモンゴル文化教育大学のゲレルト学長の配慮、特に予め我々の活動の主旨を現地に十分に伝えておいてくれたことと合わせて、モンゴル国では今、植林による環境保全事業に力を注いでいることもあり、役場の方で民家に植林ができるように手配の一切を行ってくれました。
 

 3日目は、キャンプ場内で食害に遭った樹木の補植と新たにサクラを植えて、今回の目的を無事に達成することができました。

  モンゴル文化教育大学環境観光学科の学生達には、植林作業のお手伝いから食事の手配、ゲルでの燃料や寝具をはじめ様々な諸準備まで、多方面に亘り大変な支援を受けました。この時期の気温は、日中はプラス30度、夜半はマイナス10度という厳しい環境です。誰一人として体調を崩さなかったのは、学生達の献身的な支援があったからこそであり、感謝に耐えません。

  最終日のゲレルト学長やキャンプ場のスタッフ、学生達との交流会では、この植林事業がモンゴル国と日本の友好のシンボルとなることや事業の継続を確認し、別れを惜しみながら帰途に就きました。